パッキンランド管理人修行中!! - パッキンとテフロンって...。

パッキンランドの管理人の日記みたいなもの。 パッキン、テフロン、Oリング、オイルシール、ゴムのこともたまには・・・

カテゴリ: ゴム用語

タルク talc

タルク(滑石)は、含水ケイ酸マグネシウムが主成分でゴムの充てん剤として使用されますが、粒子形状が薄い板状で異方性があります。ゴム配合時に平行に配向し、充てん層を形成し特に電気的性質に優れているため電線関係に使用されます。超微粒子タルクは高い補強性を示しますが、非補強性充てん剤、打ち粉などにも使用されます。


関連ゴム用語
compounding ingredient:配合剤
filler:充てん剤、フィラー
carbon black:カーボンブラック
white carbon:ホワイトカーボン
reinforcing filler:補強性充てん剤
non-reinforcing filler:非補強性充てん剤




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クレー clay

クレーの主成分は、含水ケイ酸アルミニウムですが、天然から取れる物質のため、様々な組成や微粒子径で種類が非常に多くあります。ゴムに配合した時に力学的特性によって、ハードクレー(補強性充てん剤)とソフトクレー(非補強性充てん剤)に分けられます。
ハードクレーは、粒子径の小さい部分が多く2μm以下が80%以上といわれ、シランカップリング剤などで処理することによって、ホワイトカーボン並の補強剤となります。
ソフトクレーは、粒子径が2μm以上が約50%以上といわれ、比較的補強性がほとんどなく増量のための充てん剤として使用されます。


関連用語
hard clay:ハードクレー、硬質クレー
soft clay:ソフトクレー、軟質クレー
kaolin clay:カオリンクレー、チャイナクレー
 →クレーの一種、粒子径によってハードとソフトに区別される。
compounding ingredient:配合剤
filler:充てん剤、フィラー
coupling agent:カップリング剤
carbon black:カーボンブラック
white carbon:ホワイトカーボン
reinforcing filler:補強性充てん剤
non-reinforcing filler:非補強性充てん剤




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カップリング剤 coupling agent

カップリング剤は、ゴムの充てん剤用に使用される場合は、カーボンブラックに比べて補強性の弱いホワイトカーボン(シリカ、クレー、炭酸カルシウムなどの白色充てん剤)の粒子とゴムの間に化学結合を作ることによって補強性を高める配合剤となります。
ブラックカーボン用のカップリング剤もあり、これらゴムの充てん剤に使用されるカップリング剤は、ゴムの補強性、充てん剤の分散性の改質、加硫助剤の充てん剤への吸着防止に効果があります。タイヤにシリカを配合し低燃費タイヤを開発する際にも使用されます。


関連用語
silane coupling agent:シラン系カップリング剤
 →シリカなどの白色充てん剤に対して有効である。
titanate type coupling agent:チタン系カップリング剤
 →表面改質剤、ゴムの補強性を高める配合剤
aluminate type coupling agent:アルミネート系カップリング剤
 →顔料、充てん剤、分散剤、接着性向上剤。チタン系カップリング剤と同じような効果。
compounding ingredient:配合剤
filler:充てん剤、フィラー
carbon black:カーボンブラック
white carbon:ホワイトカーボン
reinforcing filler:補強性充てん剤
non-reinforcing filler:非補強性充てん剤




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ホワイトカーボン(シリカ、二酸化ケイ素、ケイ酸) white carbon

ケイ素の酸化物であるシリカ(二酸化ケイ素、ケイ酸)の微粉末は、ゴムの補強性充てん剤として使用されますが、ゴムの補強性充てん剤(補強剤)でもっとも重要でかつ最強の材料であるカーボンブラックに次いで、補強性を有するため、ホワイトカーボンと一般に呼ばれています。つまり、ホワイトカーボンは、カーボンブラックに対しての呼称であって、シリカなどのケイ酸系の白色充てん剤のことを指し、白いカーボンが存在するわけではありません。白色のためゴム製品のカラー化が必要な場合などに使用されます。

超微分末シリカは、製造方法によって湿式シリカ(含水ケイ酸)と乾式シリカ(無水ケイ酸)に大別されます。もっとも広く通常のゴムに使用されているホワイトカーボンは、湿式シリカ(含水ケイ酸)です。乾式シリカ(無水ケイ酸)は、ホワイトカーボンの中で最高の補強力を持っておりますが、加工性が悪くコストが高いため、主としてシリコーンゴムの補強剤として使用されるなど限定されています。

その他、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなどがあります。


関連用語
compounding ingredient:配合剤
filler:充てん剤、フィラー
coupling agent:カップリング剤
carbon black:カーボンブラック
reinforcing filler:補強性充てん剤
non-reinforcing filler:非補強性充てん剤
carbon black:カーボンブラック
anhydrous silica,dry silica:乾式シリカ
 →無水ケイ酸
hydrous silica,wet silica:湿式シリカ
 →含水ケイ酸
anhydrated silica,silica anhydride:無水ケイ酸
 →乾式シリカ
hydrated silica,silica hydride:含水ケイ酸
 →湿式シリカ


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カーボンブラック carbon black

カーボンブラックは、ゴムの補強性充てん剤、導電性付与剤として使用されますが、20世紀の初めにゴムの補強剤として発見されて以来、今日までカーボンブラックに匹敵、あるいは超える補強剤はまだ発見されておらず、ゴム製品といえば黒をイメージするほど、ゴム産業の発展を支える最も重要な材料です。

カーボンブラックは、ガスやオイルを熱分解(サーマル法)、あるいは不完全燃焼(ファーネス法、コンタクト法)して得られる微粉末(微細な球状粒子の集合体)ですが、限りなく純粋に近い炭素材料で、石炭や木材を燃焼させて発生する単純な炭素(すす)とは異なる物質です。現在、ゴム用のカーボンブラックのほとんどはオイルファーネス法によって生産されています。90%以上の炭素と、残りの水素と酸素は官能基として存在しており、炭素粒子の表面と官能基がゴムのポリマー鎖と結合したり、物理的な相互作用によって架橋(加硫)ゴムの物性を大幅に向上させます。カーボンブラックの配合量を増加させると、ゴムの硬度が上がるだけでなく、耐摩耗性、引張り強さ、引き裂き強さなども増加します。
これら補強性や導電性などの機能を発揮させるための重要な因子は、カーボンブラックの大きさ(粒子径、比表面積)、粒子の形(ストラクチャー)、粒子の表面の化学的特性(水素含有量、酸素含有量)があげられます。これらの違いによって様々な種類のカーボンブラックがあります。


関連用語
compounding ingredient:配合剤
filler:充てん剤、フィラー
coupling agent:カップリング剤
white carbon:ホワイトカーボン
 →シリカ(二酸化ケイ素、無水ケイ酸)の微粉末でカーボンブラックに対して呼ばれる。
reinforcing filler:補強性充てん剤
non-reinforcing filler:非補強性充てん剤
carbon black structure:カーボンブラックストラクチャー
agregate:一次凝集体、一次ストラクチャー、アグリゲート
 →カーボンブラックの最少粒子単位。微球状の基本粒子同士が融着し、連鎖状や不規則な鎖状に枝分かれした複雑な凝集形態を示す。
agglomerate:二次凝集体、二次ストラクチャー、アグロメレート
 →アグリゲート(一次ストラクチャー)同士が、ファンデルワールス力や単なる集合、付着、絡み合いなどで形成された凝集体
aggregation,agglomeration:凝集
aggregate,agglomerate:凝集塊、凝集体
 →カーボンブラックには基本粒子同士が相互に融着したアグリゲート(一次凝集体)と、そのアグリゲート(一次凝集体)同士がより弱く凝集したアグロメレート(二次凝集体)がある。
dispersion of carbon black:カーボン分散
 →ゴム中におけるカーボンブラックの分散状態。偏りなく分散し凝集塊がなくアグリゲートまで分散させたものが良い分散状態とされている。
thermal black:サーマルブラック
 →天然ガス、コークス炉ガスを熱分解して得られるカーボンブラック。
acetylene black:アセチレンブラック、ACET
 →アセチレンガスを熱分解して得られるカーボンブラック。電気伝導性がよい。
contact black:コンタクトブラック
 →ガスの炎を金属面に接触させて付着したカーボンを掻き取って得られるカーボンブラックの総称。チャンネルブラックなど。
channel black:チャンネルブラック
 →チャンネル鋼の背面に炎を当てて付着したカーボンを掻き取って得られるカーボンブラック。コンタクトブラックの一つ。
furnace black:ファーネスブラック
 →炉の中に炭化水素を噴射し不完全燃焼させて得られるカーボンブラック。天然ガスを使う場合をガスファーネスブラックと呼び、オイルを使う場合と天然ガスとオイルを併用する場合をオイルファーネスブラックと呼ぶ。
conductive carbon black:導電性カーボンブラック
 →ゴムに配合した時に優れた導電性をもつカーボンブラック。導電性は、カーボンブラックの比表面積を大きくする。配合量を増加すると導電性も高くなるが、ある一定量を超えるとそれほど変わらない。アセチレンブラック
conductive furnace black:導電性ファーネスブラック
 →ファーネス法によって得られた導電性の高いカーボンブラック
conductive rubber:導電性ゴム
lamp black:ランプブラック

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