ひらパー

 ゴールデンウイーク前半。パソコンと睨めっこ。ちょっとは家族サービスということで遊園地子供を連れて行ってあげた。どうだ。マイホームパパである。  ひらパーである。そう枚方パーク。 しかも通風直りかけの足を引きずりながら。  子供達はディズニーランドへ行きたいようだが、あのネズミアヒルの中味が日本人の学生バイトでオーバーアクションに踊っているのが、どうも気に入らない。  といったら反感をかうので、いつか連れて行くことにしておく。  予定では、昼過ぎに疲れさせて帰ってくるつもりだった。  子供は元気である。夜まで帰らない。子供笑顔がだんだん悪魔に見える。  「最後に1回だけ」「あと1回」の繰り返し。  4才以下は親も同乗しないといけないアトラクションが多いので、4才の息子には、「何才?」と聞かれたら「5才です。」と言う練習はさせた。  これで子供達だけで乗ってくれる。  椅子に座ってビールを飲む。さすがに暑いので次から次へと缶を開ける。  遊園地は飲みたい時に飲めるからいい。その点、山や川など自然に行くと不便である。  さすがに帰るころには酔いが廻りヘロヘロである。  他の親達は、子供と一緒に楽しそうに遊んでいる。  遊園地椅子に座りっぱなしでビールを飲んでビアガーデン勘違いしている親は俺だけ。親失格である。  明日から、連休後半。名誉挽回。  今から雨乞いである。